筆界未定地について

筆界未定地とは

地籍調査時に境界を確認できなかったためにそのまま決めずに処理された土地のことです。

地図に 地番+地番+…という記載がされます。

この範囲にこれだけの地番の土地がありますが境がどこかわかりませんということです。

筆界未定になった場合、登記簿は昔のまま変わりません。また土地の範囲が曖昧になります。

筆界未定になる要因としては、隣接間の意見の相違が多いのではないかと思います。

デメリット

  1. 分筆・合筆できない
  2. 地目変更できない
  3. 地積更正できない
  4. 宅地の場合建築確認ができない、融資を受けられない場合がある
  5. 年数が経つと合意を得るのが大変
  6. 地籍調査後に境界が決まっても測量費用等実費となる

売買等はできますが、買う方にとってメリットはないと思います。

筆界未定の解消

筆界未定を解消するには隣接者間で境界を決める必要があります。

地籍調査時にもめていたわけですからどちらかが譲歩する必要がでてくると思います。

決まったら、測量等して地積更正・地図訂正を申請します。

地積更正・地図訂正

境界が決まったら、正しい面積にするため地積更正を地図訂正と一緒に申請します。

地積更正を申請すると法務局に地積測量図が備え付きます。

登記簿の面積も正しいものになります。

そして地図訂正により地図に筆界線が記入されることになります。

必要書類

地図訂正をする場合隣接者の承諾書が必要になります。

承諾書なので実印・印鑑証明が必要です。

費用

やることは分筆登記とあまり変わらないので分筆と同じ、+αくらいの費用がかかると思います。

まとめ

これから地籍調査が入るところは立会に必ず行き絶対に決めてください。

後々多大な費用がかかる可能性があります。

地図訂正される方は費用・立会について隣接者としっかり話し合ってスムーズに終わるようにしましょう。

 

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